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芋けんぴ
誕生の秘話
芋けんぴは私の曽祖母である近藤満喜が
大正初期に考え出したものです。
曽祖母はお菓子作りが得意で、短冊に切った
さつま芋を干し、おやつ代わりに近所の子供達に
配ったりしていました。
油で揚げたりもしたようですが、もう少し甘さが
欲しいと思っていた時、香我美町のミカン売りの
行商人から「ミカンの皮に砂糖をまぶした菓子を
作ってみては」と長崎のザボンに似た物を作る
ように勧められたのがヒントとなって、
揚げたさつま芋に砂糖を付ける事を思いつきました。
その時代、まだ名前も無かったので、
土佐で昔からあった「ケンピ」に似ている
というので、「芋けんぴ」と名付けました。
※「ケンピ」とは小麦粉と砂糖を使ったお菓子です。
表彰状
賞状 昭和二十六年四月十日

感謝状 昭和二十六年四月十日
名誉会長高知県知事 桃井直美
会長高知県菓子協同組合 理事長 谷山秀太郎

写真
ー現在も利用している釜戸や道具ー


初代近藤満喜(曽祖母)
二代目近藤三郎(父)

三代目店主
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